不倫の慰謝料請求請求されたら

不倫の慰謝料を請求されたら。

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ここにある程度のことは書きましたが、同じような場合でも全く違う対応が必要なこともあります。また、色々なホームページを見て 中途半端に理解されていることも多いので、直接聞いた方が安心です。 こちらからどうぞ

ここに書いているのはあくまでも一般論です。あなたのケースと同じように見えても全く違う対応が必要な場合も多いので、必ず専門家にご相談して下さい。 下記の記事だけで判断するのは危険です。

非常に強硬な要求が来た場合や弁護士からの電話などで、冷静さを失っている方がよく見受けられます。 また、内容証明ではなく電話、面談、メールなどでの請求の場合は、より慎重な対応が必要です。 謝料を請求されたら殆どの方は、不安になると思います。「不安」の原因は色々ありますが、その内の大きな原因は、「知らない。」ことにあります。

何かをする前にご相談して下さい。何かしてからでは、解決が難しくなる場合があります。また、自己判断で、放置したり、意味もなく模様ながめしていることも マイナスになる場合があります。

 

請求者が、慰謝料の請求をしてくる場合、幾つかのパターンがあります。(1)内容証明郵便(2)面談(2)電話(3)メールなどです。ここ1、2年で増えているのは、内容証明も出さず突然、弁護士から電話が掛かってきて、いきなり「交渉」を始めるというものです。これには、注意が必要です。

内容証明が来た場合 確認して欲しい6項目とは

ある日、突然、内容証明が来たら以下の6項目をご確認下さい。

(1)どこから来たか。 弁護士か、行政書士・司法書士か、本人か。

請求者が、自分で書いて出したか。専門家に依頼したか。専門家の場合は、文案のみを頼んだ場合と、専門家から直接送ってくる場合があります。

ネットの書式、雛形などを見て本人が書いた場合は、専門家が書いたものと判別しにくいことがありますが、専門家に聞けば、どちらかは、大体判断できます。

弁護士、行政書士などの専門家から来た場合は、個人で対応するのは非常に困難です。逆に、本人からの場合、法律などを理解せずに書いてくる場合があるので、別の意味で対応に困るかもしれません。

(2)書いてあることは事実か。

不倫自体が、事実でない場合。不倫自体は事実であるが、内容が違う場合。
例えば相手が積極的であったのに、こちらが積極的だったなど。

その他、細部まで、事実でないことが書いてあるかどうか、見て下さい。
誤解による場合と。意図的に、わざと事実に反することを書いてくるケースもあります。

(3)どのような要求か 金銭か、接触禁止か、謝罪か。

一般的には、(離婚しない場合)
●謝罪要求(謝罪文、直接謝罪など)
●交際中止要求
●慰謝料請求
の「3点セット」が普通です。

謝罪文、念書、誓約書の要求がある場合は、後の交渉に大きく影響しますので、よく考えて下さい。事前に、専門家にご相談されることをお奨めします。特に念書、誓約書はあなたのみを拘束し、相手は何も約束しないので要注意です。

※これ以外の要求もあります。その要求が法律上問題が無いか確認して下さい。

(4)要求が妥当かどうか。

慰謝料請求の場合、判例による「相場」がありますので、その金額からかけ離れた請求か、どうか。要求できないことを要求していないか確認して下さい。 例えば、「会社を辞めろ、引越しをしろ。」等の要求の場合は、専門家に対応を聞いてください。

(5)請求者に証拠があるかどうか。

相手に証拠物があるか、ありそうか。証拠物を相手が持っている場合は、要求または示談に応じない場合は、訴訟をされる確率が高くなります。仮に、相手が「証拠」を持っていないことが明らかであっても、請求を無視してはいけない場合もあります。

不貞の証拠がなくても、交際している証拠がある場合は、慎重な対応が必要です。不貞事実が証明できなくても、交際の事実があれば、請求は出来ます。

(6)相手夫婦が離婚するかどうか。別居しているか。

離婚するか、離婚しないかで、一般的には、慰謝料金額が違ってきます。
また、対応についても、変わります。

不倫が原因で別居になった場合も、金額に影響する場合があります。


上記の6点などを確認したら、どのように対応するか決めて下さい。先ず、請求内容(文書)自体をよく理解する必要があります。

内容証明には、幾つかのタイプがあります。注意が、必要なのは、次のタイプです。 例えば、「300万円を下記銀行口座に振り込むように。」「3日以内に連絡して下さい。」などと書いている場合です。

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いきなり電話が掛かって来た場合のかしこい対処とは 

弁護士から掛かって来た場合と、本人からの場合でご説明しています。メールでの場合も同じような対応になります。

弁護士から電話が掛かって来た場合

仕事中に携帯電話に突然、弁護士から電話が掛かってきたら、誰もが動揺してしまいますが、下記の説明を参考にして下さい。

掛けてきた弁護士が「○○法律事務所」の「弁護士○○」と名乗り、「○○さんから依頼を受けた」と言うのが普通です。仮に、事務所名と自分の名前を名乗らない場合は、必ず聞いて下さい。

事案の内容や、弁護士によって、言ってくることが、かなり違います。典型的には、「本人が○○万円請求している。何時払えるか。」「幾ら払えるか。」「裁判の準備をしている。」などが多いようです。また、回答を直ぐにするように言ってきます。突然の電話で動揺して、一方的な展開になってしまうこともあります。「その場しのぎ」の対応をすると不利になっていきます。

相手が例え弁護士であっても、いきなり電話を掛けてきた人間と会話しなければならない義務はありません。しかし、電話で論争したりするのもよくありませんので、丁重に対応して下さい。

弁護士の話しをよく聞いて、回答をしないことが重要です。出来るだけ早く電話を切り専門家に相談する事をおすすめします。なお、電話が掛かって来た後に、この記事を読んでいる人も多いと思いますが、今からでも遅くはありませんので、専門家にご相談下さい。

弁護士から内容証明が来て請求されるより、直接電話が掛かって来ることの方が、対応が非常に難しくなります。

このサイトは色々な人が見ていますので、一般的なことしか書いていません。具体的なことは、直接ご相談下さい。

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本人から電話が掛かってきた場合

請求者本人から電話が掛かって来た場合も、上記の「弁護士の場合」と基本的に同じです。ただ、本人の場合は、非常に感情的な人や、逆に、全く感情が読めない人もいますので、注意が必要です。

本人からの場合、「面談要求」がよくあります。つまり、「一度会ってお話ししたい。」というものです。会うことは、双方にリスクがありますので、基本的にお勧めしていません。特に、全く面識も、情報もない人間が、このような問題で会うこと自体、危険が生じます。従って、出来れば面談せずに解決することをお勧めします。

本人からのメール等についても、電話と同じような対応でよいでしょう。

不倫の慰謝料を請求されたらこれも読んで下さい。

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請求に対する対応について

次の選択が考えられます。

(1)要求をそのまま認める。
(2)要求を拒絶する。
(3)条件(金額等)について、交渉する。
(4)上記以外

(1)の要求をそのまま認める場合は、要求金が妥当かどうか専門家に聞いて下さい。また、示談書の締結後に支払いをして下さい。
(2)要求を拒絶する(無視する)場合は、裁判してくる可能性がありますので、慎重に判断して下さい。
(3)減額などの交渉は、電話、メールなどでやらず、書面でして下さい。自分で書けない場合は、専門家に依頼することをおすすめします。


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※このページは、詳しく説明しているつもりです。しかし、それでも全部書いているわけではありません。ケースごとに解決方法は違います。また、このページは請求者、被請求者も見ています。従って、何でも書けるわけではありません。あなたの問題は、他の人の問題と全く同じでしょうか。具体的な方法が、あなたに必要です。

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